不動産用語辞典 あ行

RC造(あーるしーぞう)
鉄筋コンクリ-トを主体とする構造。柱と梁で構成するラ-メン構造と一定の厚さの壁の長さで構成する壁式構造とがある。鉄筋コンクリート構造と同義語。
住宅やビル、マンション等に広く使われている。引っ張る力に強い鉄筋と、圧縮力に強いコンクリートを組み合わせた構造。重量が重いが、遮音性に優れ、熱容量(熱をためる能力)が大きいので暖まりにくく冷めにくい(内部の温度変化が少ない)という特徴があり、耐火性にも優れている。重量も重くなるので地盤の悪い土地に建築する場合は、杭を打つなどの工事が必要になる。鉄筋、型枠、コンクリート打ち、と職種も多く入り、工期も長くかかり、単価も一般的には高くなる。
青田売り(あおたうり)
もともとは「稲の青いうちに収穫高を見越して米を先売りすること」という意味。未完成の宅地や建物の売買等の事を表す不動産業界の用語。未完成販売ともいう。新築マンション・一戸建て分譲では、この形態が多い。
青地(あおち)
登記所に備え付けられている公図の中で青く塗られた地番の無い土地のこと。昔の畦道や法地などが多く、国有地である。その他水色に塗られた水路も国有地である。
赤道(あかみち)
公図の中で赤く塗られた地番の無い土地のこと。里道ともいう。古くから道路として利用された土地のうち、道路法の道路の敷地とされずにそのまま残った土地がこれに該当し、国有地である。国有地であるが、長い年月のうちに道路の形体がなくなり、住宅等が建っている場合があるので取引の際には注意が必要である。
上がり框(あがりがまち)
玄関や和室入口など、床に段差がある上り口の縁の横に通した化粧材。美しい木目の木や大理石、御影石などがよく使われる。
アスベスト(あすべすと)
石綿のこと。石材を繊維状に分解したもの。耐久力や断熱性がある等、安価で優れた性質があることからさまざまな用途に使用されてきた。各種の素材を混合して建材を製作する際の「つなぎ」としても強度上有効であったため、建築素材としても、断熱材、保温材、耐火材として大量に利用された。
しかし、石綿の繊維を肺に吸入すると、肺がんや中皮腫の原因となることがわかり、現在では全面的に輸入・製造・使用等が禁止されている。
建物の解体などの際には、封じ込めなど作業方法について一定の基準が定められている。
頭金(あたまきん)
契約成立の際に、契約実行の証拠として買い手や注文主が相手方に払うお金。いずれ代金に含まれるが、代金そのものではない。手付金と同意語。
雨仕舞(あまじまい)
建物内に雨水が侵入するのを防ぐこと。また、そのために行われる屋根や壁の各所に施す浸水防止処理等の手法。
アルコーブ(あるこーぶ)
マンションで共用廊下から少し離れた(引き込ませた)位置に玄関扉を置いた造りのこと。また、そのようにしてできた空間。
アンカーボルト(あんかーぼると)
コンクリート基礎に鉄骨部材や木造の土台を固定する場合に用いる埋め込み式のボルトのこと。
意匠(いしょう)
建物の外観、形状、間取り、装飾、空間構成のデザイン等のこと。
位置指定道路(いちしていどうろ)
建物の接道義務を満たすために特定行政庁から認可を受けた私道。建築基準法で道路として定められている5種類の道路の内の一つ。幅員が4m以上で、一定の技術的基準に適合していなければならない。また、必要書類のほか、道路の関係権利者の承諾が必要となる。
新しく開発された分譲地などで見られることが多い。
一間(いっけん)
古くから日本の建築で使われてきた長さの単位で、一間は6尺。一尺はメ-トル法では約30.3センチとされる。一間は1820mmとまるめられ、現在多くの建材のサイズに適用されている。
一般媒介契約(いっぱんばいかいけいやく)
不動産の売買・賃借を不動産業者に依頼するときに結ぶ契約の一つ。特定の不動産業者に限らず、他の不動産業者にも取引の仲介を重ねて依頼することができる。
依頼者は他の宅建業者ヘの依頼が制限されないので、取引の機会がそれだけ広くなるが、宅建業者側からすると努力しても成功報酬が得られる保証が無いため、積極的に媒介行為を行わないケースもある。
一般媒介契約には、重ねて依頼した業者名を明らかにする「明示型」とこれを明らかにしない「非明示型」とがある。
移転登記(いてんとうき)
不動産登記の一つで、売買、交換、相続などに基づき、ある権利を有した人から他の人へその権利が移転したことによってなされる登記をいう。権利を取得した人は登記をしなければ、第三者に対して自分に権利があることを主張できない。
委任状(いにんじょう)
不動産の売買や賃貸借の契約という法律行為を他の人に委託することを「委任」といい、委任者が受任者に代理権を与えたことを証明するために交付する文書を「委任状」という。
普通、Aが「私はBを代理人と定め○○に関する事項を委任する」という形式で書く。なお、委任状の一部(事項・宛名等)を空白にしたものを白紙委任状と言う。
犬走り(いぬばしり)
建物の外周部や軒下を、40~60cm位の幅で、石や砂利、コンクリート等で敷き固めた部分のこと。雨水で基礎部分が濡れたり、建物に汚れが跳ね返ったりするのを防ぎ、建物を保護する役割がある。
違反建築物(いはんけんちくぶつ)
建築基準法や都市計画法などに違反している建築物のこと。建築時には適法であっても、その後に増改築や用途変更、あるいは土地の分筆を行なった結果、違法となる場合もある。
特定行政庁は、違反建築物を発見した場合には、建物の取り壊し、改築、修繕、使用禁止などの是正命令を出すことができ、緊急の場合は、工事施工の停止を求めることができる。
違反建築物の売買に関する広告をする場合で、再建築が不可能な場合は、「再建築不可」等の表示をしなければならない。
なお、法令の改正などによって違法となった建築物は、「既存不適格建築物」であって違反建築物とはいわない。
違約金(いやくきん)
契約に定めた事項に違反した者が相手方に対してペナルティーとして支払う金銭をいう。
一般に、契約に違反(債務不履行)した者は、法律に基づき、その違反によって相手方が被った損害を賠償しなけれぱならない(民法415条)が、違約金は、当事者が契約を締結する際、「この契約に違反した者は相手方に対して金100万円の違約金を支払う」というように、金額まで決めておくことに特徴がある。
違約金の性質は契約によって定まるが、民法は賠償額の予定と推定している(同法420条3項)。賠償額が予定されると、違反者は損害が発生していないとか、実際の損害は予定額より少ないなどと争うことができないことになる。
印紙税(いんしぜい)
印紙税法上の課税文書を作成したときに課される国税。収入印紙を文書に貼付し、消印をして納税するのが一般的。課税文書の内容や記載金額によって税額が区分されている。
契約書、受取書、証書、通帳など、印紙税方上の課税文書を作成する際に課される国税をいう。たとえば、不動産売買契約書、建築工事請負契約書、土地賃貸借契約書、代金領収書などは課税文書であるが、建物賃貸借契約書や不動産媒介契約書は課税文書ではない。
文書に収入印紙を貼り、その収入印紙に消印を押すことによって納税するのが一般的である。
印紙税額は、文書の種類や文書に記載された契約金額等によって定められている。
ウォークインクローゼット(うぉーくいんくろーぜっと)
人が歩いて中に入れる収納部屋のこと。主に衣類等の収納に使用され、棚やハンガーパイプ等が備え付けられている。通常は主寝室から直接、出入りする。賃貸住宅ではあまりみられず、分譲マンションや一戸建てにみられる。
請負契約(うけおいけいやく)
当事者の一方(請負人)がある仕事を完成させ、注文者がその仕事の結果に対して報酬を支払うことを約束する契約のこと。
一般的には有形的な仕事について締結され、具体的には、家の建築工事、洋服の仕立て、物品の運搬などが請負契約に該当する。
請負契約は,人の労務の提供を受ける契約であるが,仕事をしてもらうことそれ自体ではなく、その仕事の完成を目的としている点に特徴がある。したがって,請負人は仕事の完成義務を負うことになる。
売立住宅(うりたてじゅうたく)
デベロッパーが開発した宅地を分譲する際に、購入者と建築請負契約を結び、その土地に一戸建てを建設して引渡す方式の事。土地を売ってから建てるので「売建」といわれる。
「建売住宅」の建築主は不動産会社であるのに対して、「売建住宅」の建築主は宅地の購入者となる。建売住宅に比べて、購入者が自分の意向に沿った設計プランを選択できるなどの自由度は高いが、施工は売主あるいは売主が指定する建築業者に限定される。
なお、宅地分譲の際に一定期間内に住宅を建設することを条件とする方法(建築条件付宅地分譲)があるが、売建住宅はこの方法の一つでもある。
売渡承諾書(うりわたししょうだくしょ)
所有者または売却予定者が、所有不動産を売却する意思がある旨を買主又は仲介者にあてて表明する書面の事。なお、売渡承諾書は所有者の確定的な意思表示ではないので、交付した段階では売買契約の成立とはならない。また、書面の発行によって売却や契約の義務が発生するわけではないので、所有者側はこれを自由に撤回することができる。
上物(うわもの)
土地上に建物がある場合の建物のこと。
HRC(えいちあーるしー)
Hard Reinforced Concrete=高強度コンクリートの略。
設計基準強度が大きいため、超高層RC、SRC造建築物が可能である。また、建設コストを押さえ、工期を短縮できるメリットがある。
ALC(えーえるしー)
AutoclavedLight-weightConcrete=軽量気泡コンクリートの略。
高温高圧で養生した工場生産のコンクリート。軽量であるが強度があり、耐火性や遮音性にも優れている。床・壁・間仕切りなどに用いられる。
エクステリア(えくすてりあ)
屋外や外観など建築物の外部のこと。外構や屋外工作物を含む総称として使用される。具体的には、住宅であれば門扉、塀、生垣、庭、植栽、カーポートなど。
S造(えすぞう)
鉄骨を主体とする建築構造。Steel造の略。低層集合住宅や一般住宅などで使われている軽量鉄骨構造(筋交材で壁や床面を補強した「ブレ-ス構造」)や大規模な建築物に用いられる重量鉄骨構造(柱、梁で構成する「ラ-メン構造」)がある。鉄骨構造と同義語。
木材よりは重いので、多少地盤に負担がかかり基礎も少し大きくなるが、強度があるので柱の数を少なくして広い空間を確保できるので工場や体育館などに良く使われる。
SRC造(えすあーるしーぞう)
SteelReinforcedConcrete=鉄骨鉄筋コンクリート造の略。柱や梁などの鉄骨骨組みを鉄筋コンクリートで被って一体化した工法。RC造に比べて軽く、粘り強い構造なので高層建築物によく用いられている。
越境(えっきょう)
建物または建物の付属物(軒、樋、塀など)が敷地境界線を越えていること。実害がない場合もあるが売買対象物件に越境している(されている)箇所がある場合は将来是正する書類を取り交わしておくことが望ましい。
LDK(えるでぃーけー)
リビング・ダイニング・キッチンのこと。L=リビングは居間・D=ダイニングは食堂・K=キッチンは台所の略であり、LDKは居間・食堂・台所を一体化した空間を指す。3LDKと表現する場合3部屋+LDKを意味する。
なお、Sはサービスルーム(納戸)のこと。
エントランス(えんとらんす)
建物の入り口部分のこと。一般的にはマンションや商業施設などの大きな建物の玄関部分を指すことが多い。また正面玄関に設置された広場をエントランスホールとも呼ぶ。
大壁(おおかべ)
クロスや左官材などの仕上材が柱面の外側に施され、柱が見えない壁のこと。主に洋室などに用いられている。
オーナーチェンジ(オーナーチェンジ)
投資用にマンションや戸建て住宅を購入し、その物件を賃貸している所有者(オーナー)が、賃借人の入った状態のまま他へ売却すること。入居者側からみると家主が変わることになる。ここ数年、急激に増えているワンルームマンションにこの種の取引が多く、購入者は新たに入居者を探す必要がないというメリットがある。
賃貸住宅の所有者(オーナー)が、賃借人が入居したままその建物を他へ売却すること。入居者側から見ると家主が変わることになる。
購入者は新たに賃借人を探す必要がないというメリットがあり、投資用のワンルームマンションでよく使われる方法である。
オーバーハング(おーばーはんぐ)
上階で下階より外側に張り出している部分のこと。住宅では、2階を張出し1階部分を車庫とする場合もある。
オープンハウス(おーぷんはうす)
休日などに販売物件の玄関ドアを開放し、担当営業者が常駐し、購入希望者に公開すること。
納まり(おさまり)
部材同士の接続や取付方法、またはその状態のこと。
おとり広告(おとりこうこく)
広告物件以外のものを購入するように仕向けるための客寄せ広告。架空の物件や、売却済み物件、所有者に売却の意志ない物件等の広告が該当する。いずれの場合も価格を著しく安く表示する傾向がある。
このような広告を出すことは宅地建物取引業法に違反し、また、不動産公正取引協議会の不動産の表示に関する公正競争規約(表示規約)で禁止されている。
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